釣り初心者だから、まずはちょい投げ釣りからしてみようかなと思っている人も多いはずだと思います。
でもどんな道具をそろえたらいいの?
どんなエサを買ったらいいの?
どこで釣りをすると釣れるの?
どうしたらいいか分からないけど、そんなことを釣具屋さんに聞くのはちょっと恥ずかしいし。。。。
最初はそんな風に思う人も多いはずだと思います。
そんな方々のためにちょい投げ釣りで必要な道具やおススメの場所などを紹介します。
もくじ
- ちょい投げに必要な道具
● 釣り竿
● リール
● おもり
● 針 - ちょい投げにおすすめなエサ
● イソメ
● ゴカイ
● オキアミ - ちょい投げにおすすめな場所
● 堤防
● 砂浜 - まとめ
1.ちょい投げに必要な道具
釣り竿
まずは釣り竿が必要です。
ちょい投げをする程度であれば3~4m程度のものがあれば十分。
釣具屋さんに行くと色んな竿がありますが、初心者であれば安価なもので大丈夫です。
特にこだわりなどなければ中古のものでもいいと思います。
釣り道具の中で一番高価なものは竿です。
釣りに慣れるまでは傷つけたり、折ってしまったりすることもあるので、安いものを購入しましょう。
何かあった時のために2本準備するといいかもしれません。
二本での同時釣りなども楽しめます。
リール
竿を準備したらリールを買いましょう。
リールも最初は安いもので大丈夫。
最初から糸の巻いてあるリールを準備すれば十分です。
リールと別売りの糸を購入するのは初心者には少しハードルが高いかもしれません。
こだわりたいのであれば糸を巻いていないリールと釣り糸を購入し、釣具屋さんで巻いてもらいましょう。
すでに糸の巻いてあるリールを購入する際に気を付けるポイントは、糸の太さと長さです。
糸が細すぎるとすぐに切れてしまいますし、だからといって太すぎてもいけません。
ナイロンなら3号~4号くらいの太さのものを準備しましょう。
また初心者の場合、糸を絡ませてしまったりすることも多く、糸を無駄に消費してしまうこともあります。
糸が短くなりすぎると投げた際に糸が足りなくなってしまうこともあり得ます。
少し長めの糸が巻いてある糸付きリールを購入するのがおすすめです。
釣具屋さんに行くと、釣り竿とリールがセットになっていて3,000円~4,000円程度で購入できるものも売られています。
最初はそんなもので十分だと思います。
おもり
ちょい投げしたおもりは海の底に着きます。
よく利用されるの天秤というおもりです。
二股になっているようなタイプの天秤やジェット天秤などがあります。
釣り方によって利用するものを分けましょう。
投げて待ち続けるなら二股になっているような天秤。
リールをゆっくり巻いて海の底を引きずるような釣り方をしたいならジェット天秤がおすすめです。
おもりの重さは糸の強度とも関係します。
ちょい投げをするくらいであれば重すぎるものを使う必要はありません。
糸が切れてしまう原因にもなるので、適度な重さのものを準備しましょう。
例えばジェット天秤であれば小さいタイプのもので十分だと思います。
針
針は釣りたい魚のサイズやタイプによって異なります。
ただ何を買うのか困るのなら、キス用の針やセイゴ用の針などを準備しましょう。
釣具屋さんには針と糸がセットになったものがたくさん売られていますし、どんな魚をターゲットにした針なのかが書かれています。
ただ針の種類や大きさは、魚が釣れるか釣れないかを大きく左右します。
針が大きいと口の小さい魚を釣るのは難しいです。反対に針が小さすぎるとうまく魚の口に引っかからなかったり、針が折れてしまうこともあります。
何種類かの針を購入して釣り場に持って行き、その時の状況に応じて針を変えるなどの対応をした方がいいと思います。
ちょい投げではおもりと糸がセットになったものも多数売られています。
何を買おうか困ったらセットになっているものを買いましょう。
2.ちょい投げにおすすめなエサ
イソメ
ミミズのような見た目をしていますが、ミミズと違いひだのようなもの(足)がたくさん生えています。
釣りエサとしては「青イソメ」が有名です。
基本的にどの釣具屋さんでもグラム単位で購入できます。大体10センチ角のプラスチックタッパに一杯で500円程度で売っています。
ただ釣具屋さんによっては青イソメの太さによって金額が違うところもあります。
青イソメは安価で魚の食いつきも良く。まさに王道の釣りエサです。
釣りエサに困ったら青イソメを購入しましょう。
釣具屋さんによっては、自前のエサ箱を持参して青イソメを購入すれば増量サービスをしてくれるところもあります。
ゴカイ
石ゴカイとも呼ばれます。
こちらもイソメと同じようにミミズのような見た目をしています。
しかし青イソメとの違いは、色が褐色なことや海の中での生命力が高いことなどです。
青イソメよりも魚の食いつきが良いと言われます。
しかし青イソメよりも若干ですが高価です。
お金に余裕があればゴカイの購入を選択するのも良いと思います。
オキアミ
小さなエビのような見た目をしています。
生きたまま売られているタイプや、パックに入って冷凍されているタイプなどあります。
オキアミも王道のエサであり、多くの種類の魚を狙うことができます。
実際にはクロダイなどを狙う場合はオキアミを利用する人が多いです。
しかしあまりエサ持ちがよくありません。すぐに針から外れたり、エサだけ取られてしまうことも多々あります。
ただ魚はエビが大好きです。
魚の好物をエサとして利用するのは当然です。
試しにオキアミを使ってみるのもいいと思います。
3.ちょい投げにおすすめな場所
堤防
ちょい投げにおすすめな場所は堤防です。
漁港などにある堤防から沖に向かって投げてみてください。
ただ注意することが2つあります。
ちょい投げはおもりを海底に落とします。
岩などが海底に密集しているようなところでは根掛かりが起きてしまうので、事前に釣り場の調査をしていきましょう。
海水浴場などの近い漁港であれば海底が砂浜になっているところもあります。
砂浜であれば根掛かりがおこることはほとんどありませんのでおすすめです。
砂浜では夏場から秋にかけてキスなどがよく釣れます。
もう一つの注意ポイントは、漁港などによっては投げ釣りが禁止されている場所もあります。
こちらも事前に調査してから釣り場に向かいましょう。
砂浜
その名の通り、波の打ち寄せる砂浜から海に向かって投げてください。
そもそも砂浜なので根掛かりなどがおこることはあまりありませんが、場所によっては岩場などがある場所もあります。
事前確認をしていきましょう。
砂浜でのちょい投げ釣りの注意点は3つあります。
一つは砂浜からのちょい投げは、少し遠投が必要になるということです。砂浜からの海はほとんどが浅瀬となっています。
魚がいる場所までエサの付いたおもりを投げる必要があるので、長めの竿を使ったり、遠投する技術を身に着けている必要もあります。
二つ目は投げたおもりやエサのついた針などを放置しておくと、波の力によって巻き上げられた砂により、おもりなどが埋もれてしまうということです。
当日の波の高さなどにも左右されますが、定期的にリールを巻くなどして砂の中から救出してあげることも必要になります。
三つめは海の満ち引きによって、荷物が波にのまれることがあることです。
堤防と違って足元に波が打ち寄せます。
海が満ちてきた、引いてきたなどは意識しておく必要があります。
4.まとめ
ちょい投げ釣りは比較的に道具やエサをそろえたり、場所を選びやすい釣りです。
初心者でも始めやすい釣りなので、釣りに興味がある人はぜひ最初に始めてみてください。
ただ釣れるかどうかは魚の活性や水温、気候などその時の状況により異なりますので、まったく釣れないこともあります。
釣れなかったら釣りをしている雰囲気を楽しんだり、次の機会にどんどんチャレンジしてみてください。
続けていればそのうち大量に釣れるなんてこともあると思います。
釣りはとても楽しいものですが、ただ楽しむだけでなく、釣り人としてのマナーを守ることも大切です。
周囲に迷惑をかけたり、釣り場を荒らすようなことは絶対にやめましょう。
その上で釣りというものを最大限楽しんでください。